恋人と心が通い合うという言い方をすることがあります。しかし、「心が通い合う」という感覚について説明している人はいません。そこで、今回は心が通い合う感覚とはどういうものかについて考えます。
私は「心が通い合う感覚」を理解するため、SNS上で心が通い合ったとされる事例を集めました。
- ペットの猫が悲しいときに寄り添ってくれたとき
- 同僚とアイコンタクトで意思疎通ができるようになったとき
- 悩みを打ち明けたら、相手も同じ悩みを持っていたとき
- 友人と同じことを同時に言ったとき
- 恋人と同じ気持ちであることがわかったとき
上記の事例を参考に考えた結果、心が通い合うとは、「言葉にしなくても、相手が自分の心の状態に気づき、自分が期待した行動を取った状態」であると言えます。
このような状態は偶然の産物であり、意図的に作り出すことは不可能です。そのため、交際相手と心が通い合った感覚を共有し、相手との仲を深めるには、偶然に期待するしかないようです。その偶然に恋愛の神秘性を感じる人がいるのかもしれません。
