恋愛において、「人を好きになるのに理由なんてない」「好きになったから好きなのだ」と考える人もいます。しかし、実際には自分自身が気づいていない理由が存在します。
それは、「性的魅力、紳士的態度、優しさ、ユーモアのセンス、価値観の類似、その時の自分の心身の状態」などの要素です。それらの要素が無意識レベルで総合的に判断した結果、「好き」という感情が生じるのです。
とはいえ、恋愛中はそのような理由について考えず、ある種の幻想を持っていた方が楽しく過ごせるかもしれません。
ただし、気をつけなければならないのは、「この人は運命の人」だと考えることです。そのような考えをもつと、相手の重大な欠点を見逃したり、ストーカーのようにつきまとったりすることがあります。
付き合った相手がDV男だった。別れ話がこじれ、交際相手に刺されたといった事件が世界中で毎日のように発生しています。
恋愛の幻想を楽しむのは人生が破綻しない程度にしておきましょう。